翌日のお昼休憩、このまさかの展開を早速春奈に報告した。

「ええっ!?久世君が家に!?しかも一緒にゲーム!?」

まるで信じられないものを見るかのように、春奈はギョッと驚きの表情を見せている。


「家に連れて行ったのは私だけどさ…。なんかもう自分でも信じられないよ…」

「いきなり進展したじゃない!」

「悪い方にね…」


まだビックリしている春奈に、はぁー…とため息を吐きながら答えた。


「しっかし、あの久世君と一晩中ゲームして遊んだって、そんな貴重な体験できるのアンタだけよ!この贅沢者!」


「贅沢者って…」


どこがよ…。

できることなら、代わって欲しいんですけど…。