存在そのものを忘れられたような、人気のない図書室。


あたしは奥にいて、入口を塞ぐように立っているアイツの彼女と女の子達。


そしてその彼女は多分、あたしとアイツのことを誤解している。



……イヤな予感がした。



「……何?」

だけどあたしは出来るだけ冷静を装った。


ここで怯えたそぶりを見せたら負けだと思ったから。



「陸とどういう関係?」

……やっぱり。