「何してんの? 徳永」

「俺も係だし。そっちこそ何してんの? 学校で」


二人の声は静かだった。


動揺しているのはあたし一人。


静かな空間に、心臓の音が聞こえそうなくらい激しく鳴っていた。



「……かっ、関係ないでしょ」

「成海」


大野くんが後ろからあたしの手を掴んだ。


だけど、頭の中も心の中もぐちゃぐちゃで、感情がコントロール出来ない。



「人のこと言えないじゃん! アンタだってしてたじゃん!」