下校のチャイムが鳴る時間、あたしはバイト先の駅前にいた。 どうしたらいいかわからなくなって、いつもより早く図書室を閉めた。 それから電車に飛び乗ってここに来ていた。 シフト変更しなきゃいけないって、頭のどこかにあったのかもしれない。 “福嶋健太はやめた方がいい” 頭の中でさっきの言葉が今も回っていた。