「ふっざけんじゃねぇ!!!!明莵は、いつ学校いった?!」

雅玖の襟元を持ち、前後に揺さぶる。

それが、気持ち悪かったのか雅玖は…

   気絶した。

…って、えぇぇぇぇぇぇ?!
こんだけで?!マジ?!


ってか早く行かねぇと!!!


「凛紀!!制服どこっ?!」

凛紀は、床を指差し、

「ここ」
と、言った。



「ありがと!!じゃあ、行くわ!」
と、言い急いで部屋へ戻って、制服を見た。

…。

……何?これ

入っているのは、男子の制服。

「これを着ろってことか?」


私は、入っていた手紙をパッと取り、急いで読む。

すると、そこには…

〜律夏へ〜

あなたは、帝京学園の寮で生活します。
僕は、心配なので、一つだけお願いがあります。

雅玖:律夏は、律と一緒に男として生活してください。

凛:族のことがバレるといけないので、
偽名をつかってください。
〔有栖 龍〕

でお願いします。

雅:カツラと眼鏡は、入っているので、
凛:自由に、制服は、着崩していいので。

この約束を破ったら…私が地獄に送るわよ?(笑

 〜雅玖・凛紀より〜