10秒後…


バァンッ!!

「遼斗ぉ!てめぇ、なに考えてんだ?いきなり呼び出しやがって!」

「なに?こいつ待たせてたら…お前大変な事になってたぞ?」

一度チラッと、こちらを見た後、颯人は、
「はぁ?こんなやつ永遠に待たせとけよ」
何て言いやがった…
「………おい。てめぇよぉ?誰に口聞いてんのかわかってる?(黒笑」

「あぁ?てめぇだよ。カス」

カスだぁ?!
「クックック……。まだ気づかねぇか?颯人さんよぉ?それとも分かってて言ってんの?」


「あぁ?!誰だ?てめぇ」

「知りたいなら、教えてやんよ。俺は……律の姉貴だよ」


「律の姉貴…?ってことは…律夏?!」

「あぁ…分かってるよな?颯人さんよぉ?」