「聞きてぇ事は
多々あるけど……

返事聞かせろ…」


ロードの胸板に
押し付けられて
表情は読み取れない




返事…
あの時の返事を…





「待っててくれてたの?」


2年も経って
あたしを待っててくれてた?



本当に…




「馬鹿な人…」



くすくすと笑うシェラに
ロードは



「馬鹿はお前だ桃女
早くしろ2年め
待ったんだよ…」



ロードは優しく怒る




「あたしも好きよ
ロードが好き」






その瞬間唇には
温かい柔らかな感触が
伝わっていた




長くてそれでも
永遠に続いて欲しい愛




また巡り会えた
天使と剣士




二人ね愛が永遠に
続きますように






「シェラ…」



そう言ってロードは
白い花をシェラに渡す





「これ…………
花言葉は」

フレアの花





「「貴方を永遠に守る」」




二人の声と同時に
フレアの花は舞い上がる






二人はどちら共なく
唇を合わせた









永遠に続く誓いのキスを