「終わった……のか…?」

ロードはただ立ち尽くす
気付けば王の姿はなかった



バシィィッ

勢い良く背中を
叩かれる





「痛っ!?」



ロードは後ろを
振り返る




予想通り





「良くやったじゃねーか!」


レオナードは
笑いながらロードを叩く





「テメェ……
余程死にたいらしいな…」




ロードが剣を振り上げ
たその時





ドガッ






何かに肘がぶつかった






「…あ?」



ロードは後ろを
振り返る