「シェラ…俺の声
届いてるか?」



シェラを抱きしめながら
ロードは話す




届いてくれ…






「お前は道具でも
兵器でもない…

一人の人間だ

シェラ・フロエバンスは
俺達の仲間だ!

何も信じられないなら
俺を信じればいい

お前が好きだ…シェラ…

お前の居場所は
お前が居たい
場所なんだよ!!」





ロードの言葉に
シェラが反応した





涙を流している






「シェラ……」




届いてるかはわからない
けど何度も何度でも
伝えてやる





何度でも……