「ここにあたしの
居場所はないね…」


シェラは差し出された
手に自分の手を重ねる



迷いはあった


それでも…


自分を望んでくれる
必要としてくれる
場所にいたい







それが間違った
道であったとしても





グレイの手をとった
もう引き返せない