「しかたない
シェラ・フロエバンスは
要だ。最終兵器とする
普段の戦いには
違うVOICEトランサーを
使おう」





よかった…



まだ捨てられない






この時にはもう
あたしの頭はおかしかった
のかもしれない





兵器と呼ばれても
なんとも思わないなんて






「部屋に戻ろう」






あたしはゆっくりと
部屋へ歩いていった