「わからない… 今何をすべきか… 何をしなくちゃ いけないのか… 自分がどうしたら いいのかもわからない!!」 シェラは頭を抱えて しゃがみ込んだ 「シェラ 君は迷わずこちらへ くればいいんだよ そうすれば助かる」 にやりと笑うグレイ 《助かる》 今この言葉が 魅力的に感じる 死と隣り合わせの あたしには 神の救いだ 生きたい なんとしても… でもそれは… 大切な物を対価に しなくてはいけない 大切な仲間を失う .