海空龍の下っ端達は、拳を震わしていた。 「ウルセェー。海空龍は無敵だ。総長を・・・飛鳥さんをばかに、するな。あの人は、周りからは疎まれ、卑劣な目でしか見られていなかった、俺達を救ってくれたんだ。仲間だって、言ってくれたんだ。てめぇらなんかが関わっていい人じゃねぇんだよ。いくぞ、みんな。海空龍の恐ろしさみせてやれ。」 「「「おー。」」」 みんな・・・ ありがとう。 こんな俺を信じてくれて。 バァーン。 一斉にみんながこっちを見た。 ニコッ