取りあえず、幹部以上が入れる部屋に入った。 ソファに座らせジュースを用意した。 麗奈はずっと下を向いている。 「麗奈。俺は、お前にずっと謝りたかった。ごめん。本当にごめん。」 「え・・・。」 やっと顔を上げた。 「笑ってくれ。あの時のような笑顔で。」 俺は、無意識のうちに泣いていた。 正直、麗奈のこんな姿みたくなかった。