[月、琉羽]said
飛鳥があっちに行くのを2人は優しく見つめた。
「もう、あんなに大きくなったんだね。」
「そうよね。小さい頃から体が弱くて、親父も兄さんたちもみんなあの子が邪魔だったのに、今じゃ家継ぐほど立派になって・・・。」
そう、飛鳥は小さい頃から体が弱く、人一倍小さくて蓮鳳にとって邪魔でしかなかった。
「私も、飛鳥なんかいなくても、いてもいいみたいな感じだったのよね。ちょうど雷亜の子が生まれたばかりだったし。あの子には、悪いことしたわ」
は涙ぐんでいた。
「あの子の小さい頃の記憶なんて全然ないわ。気づいたら、小学校入学してたわ。母さんと秋人しかあの子見てなかったわよね。」
「ほんとにね。強い子に育ったわね。蓮鳳背負っていける子はあの子しかいないわ。」
「うん。そうね。」
2人は今、飛鳥が大好き。
いや、2人だけじゃない。みんなが飛鳥が大好きだ。
ふふふっ。


