ねぇ、笑って。


手術室のドアが静かに開いた。

医者がその中から顔を出す。


千鶴の姉貴が、そっとソファから立ち上がり歩み寄っていく。



千鶴が静かに運ばれてくる。



その顔はあまりにも純粋で、きれいだった。



医者の顔は……。


「千鶴‼」