「こんにちは。わざわざありがとう。海ヶ崎君。」 「いや…。」 姉妹だけあって、声とか話し方がそっくりで「海ヶ崎君。」なんて言われると、何故か胸が高鳴る。 勿論、顔や時々ふと見せる表情までも。 「千鶴はどこですか?」 「その前に、少し話をさせてもらってもいいかしら?」 怪訝に思いつつも、首を縦に振った。