ねぇ、笑って。


「海ヶ崎君!」




いつもそう言って駆け寄ってくるはずの千鶴がいない。




学校に、来ていない。




こんなことは、初めてだった。


それに。






「おい!龍!今日、あの女いないじゃん。つーことは、かなり遊べんじゃね。」


「りゅぅ、今日はあのダサい人いないんだから、一緒にサボろぉ☆」