「それから学校で絢華ちゃんの姿を見るたびに気になって…、目で追ってた。それで好きって気づいて…でもなかなか違う学年やし声かけれんかってん。でも友達が背中押してくれた」 「そうだったんだ…。知らなかった」 「声かけて、んでもうこうなったら振り向いてもらえるまで頑張ろうって思った。…毎日教室押しかけちゃってごめんね」 「ううん、ありがとう。そんなふうに真っ直ぐ想ってくれて…めっちゃ嬉しい」 「…なあ、絢華ちゃん」 そう言っていきなり立ち上がる先輩。 「…先輩……?」