未知―僕達の進むべき道―






もう手遅れなんだ。



自分と違った皆が羨ましくて、自分のこの傷を憎んだ。
傷の所為で、温もりなど感じれない。


傷をさらけ出すと必ずからかわれて、一線置くような目線や、同情の眼差し。


私は同情なんて欲しくないんだ。
ただただ、人の温もりに触れたいだけなんだ。





望なら…私を同情の眼差しで見ない様な気がした。

真だって、昴だって…


ありのままの私を見てくれる気がした。