それぞれが抱える闇は違う。 でも、求めているものは 同じな気がする。 人は誰にだって 心に傷を抱えている。 「絢ちゃん!」 でも彼女だけは 自分の意志がはっきりしてるように見えた。 「ん?」 私は相当な心配性らしい。 振り向いた絢ちゃんの笑顔を見たら 安心した。