私は、間違いだらけ……
出口が見つからない。
「どうした?」
叫ぶ羚音の腕と脚にアザが出る。
「…ごめんなさい……」
「羚音…おいで。助けてあげるよ。」
「…………」
「おいで。」
トサッ……
ソファーに羚音は、倒された。
「イヤ……」
「羚音…助けてあげるよ。」
聖は、ニッタリ笑って羚音の首筋に唇を落とす。
「(……先生っ…)」
羚音は、泪を流しながらまぶたをそっと閉じた。
「…そうだ。いい子にしてたら叩かないからな。」
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