『愛されてる』…と、 感じた瞬間だった。 私は、ようやく知った。 「羚音、まだ…寝てなくちゃだめよ!」 椎は、テラスで風に当たる羚音を注意した。 「お母さん…もう、大丈夫よ。それに…犯人探しなんてやめて。」 「何言ってるの。やめないわ。羚音にあんな事をした犯人を許さないわ。」 椎は、一歩も引かず言う。羚音は、苦笑した。 母の想いは、嬉しいが…。きっとやったあの子たちは、驚いてるはず。 「お母さん…いいの。」 羚音は、母親に微笑んだ。