先生…ごめん、愛してる。【完】

  

「よくなってきたか?」


 羚音に城は、囁く。
 羚音は、城のスーツにしがみ付いて肩を震えさせる。


「イキそうか?」


「Σあっ!!」


 羚音は、のけ反る。
 のけ反った時に露(あらわ)になる桜色の粒を舌で転がす。


「…っ、先生っ。」


 羚音は、一線を堪える。


「無理するな。」


「あぁぁぁっ!!」


 羚音は、叫んで床に座り込んだ。


「まだ、終わりじゃ無いぞ。」


 城は、言って床にスーツの上着を敷いて羚音を寝かせた。


「…っ……先っ…せっ、んっ!!」