どうか…許してください。
こうするしか…なかったの。
ガチャ ガチャ
「取れた!」
羚音は、足枷が外れた。
すぐに部屋を出る為にドアを開けた。
「羚音…何処に行く?」
「聖さん……」
開けたドアの先に聖が狂気の笑みを向けて立っていた。
「鎖…取ったのか?」
羚音は、後ずさる。
「…逃げるのか?」
羚音は、答えなかった。
「ダメだな……お仕置きだな?」
「…聖さん……ヤメて…ごめんなさい。」
羚音は、謝りながら後ずさる。
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