先生…ごめん、愛してる。【完】

  

「羚音…お前は、ずっと…俺のモノ。」


 聖は、言ってベッドに乗る。


「いや…ヤメて」


 羚音は、震える。


「逃がしは、しないさ。学園を追われてから俺は、“何もしなくていい”と親に捨てられた。」


「………」


「お前が…香取なんかとヤッてたのが悪かったんだよ。解ってるよな?」


 羚音は、喋れなくなる。


「お前は、俺に責任を取るべきだ。」


「……(棗っ、先生っ!!)」


 羚音は、心の中で何度も助けを求めた。

 しかし…そんな事は、無意味に終わる。