何処までも…追ってやる。
お前は、俺のモノだ。
「ハッ!!」
羚音は、ベッドから飛び起きて暗い街中に飛び出した。
呼ばれるはずない…愛してくれた人たちを切り捨てたんだから……。
「先生…棗……」
羚音は、ベッドに戻り想いを馳せる。
「ミナちゃん、配達お願い。」
「はーい、行って来ます。」
羚音は、紙袋を自転車のカゴに入れていつものように配達に向かう。
土地勘もだいぶついてきて羚音は、近所のパンの配達をするようになっていた。
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