そう!あたしは眼鏡依存症なのだ!
って、威張って言うことじゃないけど……
あたしはメガネを取るため目をつむって、深呼吸をする。
神経を集中させて……
ゆっくりメガネを取る。
そして、ゆっくり目を開け、ズバッと警備員に微笑みかける。
「Miiさん……申し訳ありませんでした。」
九十度に頭を下げて謝るズバッと警備員。
「やめてください。あたし謝られるの苦手なんです!
それに、メガネかけてなくても不細工なあたしが、こんな黒縁ダサダサメガネかけてたら
分からなくて当然です。
どうか、お気になさらずに……」
うわぁ!焦って喋ったから、最後どっかのお母様みたいになってもた……
我ながら気持ち悪っ!
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