『んっ……』
そう思った瞬間、
唇に触れる感覚が全身を奮い立たせた。
何回も何回も
今までの穴を埋めるように
キスをしてくる悟。
『んっ…さっ……とる』
ようやく離してくれた悟は
息を整えてる私に
『結婚しよ…?』
そう耳元で囁いた。
『ぇ………』
『もう少しなんだ…結婚式の費用』
『費用…?』
『うん…黙っててごめん…全部ちゃんとしてから言おうと思ってた、でも苦しめてることしらなくてさ…ほんとごめん』
なんだ……
私だけじゃなかったんだ
ちゃんと
考えててくれたんだ……
なのに私……
あんな当たっちゃって
『それに、メールも…今日徹兄に呼ばれてたからなんて返したらいいかわかんなくて…いったらすっげぇ怒られたけど』
へ、
徹くん怒るんだ……

