『はぁ~…』


『どうしたの?朝から、ため息なんて幸せ逃げるよ?』


机に伏せてる私の肩をポンと叩きながら聞いてくる亜優花


『亜優花ー…どうしよ…』


泣きそうな顔で言う私にびっくりしたのか
亜優花はオロオロしながら


『どうしたの!?』


と聞いてくる。


『亜優花ずるいー…羨ましいよ~…』


『え?ちょっと優衣?わかんないよぉー…』


逆に亜優花が泣きそうになるほどオロオロして
私はそんな姿が可笑しくて笑ってしまう

亜優花はそんな私に“あれ?笑って…え?”と分けがわからないって顔してた。



『ね、何があったの?』


『私さ…』


落ち着いて話し始めた私に亜優花も落ち着いて
話しを聞いてくれた。

数日前にはっきりした私の気持ち。
これからどうしたらいいのかわからない事。
全部今の気持ちそのままを亜優花に伝えた。