『お題』ください。短編小説の種になります

彼らはシツモのペットだ。

ペット、というと、怒られるのだけど、ようするに、ペットだ。

彼らは、何を思ったのか、シツモの所から逃げ出した。

逃げ出して、それぞれの特性を、マズずい場所で撒き散らしていた。

『苦』を、天界で。

『楽』を、魔界で。

そして、地獄では『喜』を撒き散らしていた。

残る紫の『憂い』はどこかで憂いを撒き散らしているはずなのだ。