『お題』ください。短編小説の種になります

「だから嫌だったんだ。

こんな小娘を連れてくるのは」

「でも、あたしがいないと、

事件が解決しませんよ」

ウルカは肩すれすれの、銀髪を揺らして、顎を突き出した。

物凄い、生意気な態度だ。

上司マルグレッドは、危ういところで、怒りをかみ殺した。

「確かに、そうだ。お前は、アルフに会った、貴重な人間だ」

「そうよ」