海に囲まれた、小さな島。 照りつける太陽に、細い路地を隔てて、おびただしく並ぶ、白い建物。 広い、浜辺、海と空。 それが、この島の風景だ。 この、綺麗な田舎町に、連続殺人が起きた。 ウルカはパトカーの助手席で、身をよじった。 「ううん」 どうも、寝苦しい。 目を覚ます。 と、上司が、怖い顔で覗き込んでいた。 「何をしている?」 「ええと・・・お昼寝を」 「バカモノ!!」 ウルカは身をすくめた。