朝食が出来た頃、彼が起きてきた。 「おはよー!おっ?うまそー!!」 寝癖がついた髪にクスクスと笑いながら、一緒に食べた。 帰り際、彼にごめんねと伝えると微笑みながら頭をポンポンとされた。 『今度ハンバーグ作ろう!』 そう言って帰っていった。 どこまでも優しい彼に、 私は甘えている… ハッキリしなくては… 彼の為にも… 私の為にも。