やっと追い付いた頃には、少し小高い丘の上で、
美雨とターボは横になっていた…




「ヒデェーぞ…」



そう言い掛けたが…やめた



美雨もターボも戯れあいながら気持ち良さそうに伸びていた。





「汚れるよ?」




自分でも驚く程、優しい声で美雨に話しかけた。



『光はコッチ!』




美雨はそう言うと、ターボの横をポンポンと叩いている。