私を包んでくれた
彼の温度に恐怖はない…
もっと彼を知りたい
もっともっと
彼の近くに行きたいと願った。
そう思う半面…
冷静にその願いを打ち砕く
自分がいた……
いつかきっと…
彼に私の闇を覗かれてしまうだろう
そして…
離れていくのだろう…
その時、
私は耐える事が出来るだろうか…
もう、分かっている。
これが 最後の恋だと…
これほど 愛しく思え、
これほど 心が奪われ、
これほど 目に映したい人には
もう巡り合えないだろう…
そっと閉じ込めておこう…
臆病な私の 最後の恋を…
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