それから、お昼近くまで二人で荷物の搬入やチェックなど、慌ただしく動いた。 慌ただしい中にも、かわいい雑貨にキャーキャー騒いだりして、二人で過ごす空間が楽しくて仕方がなかった。 「ふぅー、美雨お昼にしよう!」 『うん!お腹すいた!』 スピカを出て何を食べるか話しながら歩いている時だった。 私はギュッと光の手を握った…… まだ光は気付いてない… 前方から舞さんが歩いてくる事に…