「…もう美雨も光も大人なんだしお互い好きなら、そのうち心も体も繋がり合いたいと思うのが自然な事よ
でもね…これだけは約束してちょうだい…

二度と怒りに任せて美雨に触れないで…

お願いよ………

もし、そんな事があったらきっと…

美雨は耐える事が出来なくて…
今度こそ死ぬ方を選択するから…」






『今…なんて…?』






「もう…光にちゃんと話してあげなきゃね…美雨の事。」






『…美雨の過去…?』






「ええ……。でも酷な事よ…。聞く勇気ある?」



『俺…どんな過去でも…
どんな美雨でも…好きだよ…』



「…好きになった人が、あなたで良かった」







近々、憲二さんと出直してくると言い、由美さんは帰って行った……