「あんたさぁ、なんかおかしいのよねー。」




『なにが?』






「あたし、店で光にいろいろ探りを入れたのよ。
あんたの周りから攻めて潰そうと思って。」



『こわい事するのね』




「そしたら、おかしいのよ。」





「光ったら、あんたの周りの事はアイツとアイツの女と仕事ぐらいしか知らないじゃない?」




『……』










「おかしいと思わない?
家族構成や、昔の事を
一切知らないなんてさー」







『もう、行くわ。』





「あら?図星?」



『……』




「見てなさい!壊してやるから」