しばらく沈黙が続いた…。


「もう、するんじゃねぇぞ?」

「え?」

俯いてたメルメルは、顔を上げて真琴を見つめている。


「もう、自分を傷つけんなよ」
ギュッと優しく暖かく包み込むように抱きしめてくれた。


「うん……」


真琴とメルメルの涙が、頬を伝ってメルメルの虹色のペンダントに雫が当たった…。


《パァァァァァ…》
俺達を包み込むように、ペンダントから光が輝きだした。