「…ねぇレツ」 レツの機嫌は三日間もそのままだった。 無視かよ、無視はないんじゃないかい? だいたい何で怒ってんのか言ってくれないと分からない、 私のイライラはすでにMAXボルテージだ… 「ッちょっと!!」 そう食って掛かろうとした私の両腕をレツが少しだけ乱暴に掴む 「痛ったいなぁ、何すんの!!?」 狭い車内は私の大きな声が響いて、運転手の総ちゃんがビクッと震えたのが分かったような気がした。