レツは自分の事を言われていても、やっぱり気にする事なく携帯ショップへと入った。



ショップへ入ってしばらく、ぐるぐると回りを見渡していると



私の目に止まった一つの携帯。




「決まったか?」



携帯をジーっと見つめていた私の後ろにレツが立つ



よし!これにしよう



「これにする!!」そう言って手渡した携帯は、白くてシンプルな携帯



「俺のと一緒だぞ」



知っている。レツは俺と同じ携帯でいいのか?と聞いているみたいだけど

私はあえてそれを選んだ。



「うん!!」





レツと何かおそろいを作りたかった。