「ジュン。」 やめて…やめて… 「離して!!!」 自分でもビックリするぐらいの大きな声が出て 同時に思いきり私はレツが掴んでいる腕を振りほどいた。 何で…? 何でレツがそんな悲しそうな顔をするの 目の前のレツは眉を歪まして私を見つめている ねぇ、どうして? 裏切ったのはレツなのに………… もういい。やっぱり私は人なんて信じられない 私との約束を簡単に破るレツなんていらない