駅近くに止めたバイクから繁華街まで、そんなツカサの赤鼻を笑いながら歩いた。
「あれ?レツじゃん」
繁華街に入って少しした所でそう口を開いたツカサ
「ん?」
ツカサの指差す少し先には、レツと今まさにバイクに乗ろうとしている女の子……
レツもツカサの声で私達に気が付いたのか、こっちへゆっくりと振り返った。
「レツどうしたの?」
女の子はこっちを見ているレツをバイクに乗って不思議そうに見つめている
ズキンと心臓が傷んだきがした。
その瞬間
「待てよジュン!!!」といつツカサの声を背中に私は走りだした
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