REAL HOPE Ⅰ




「あれ?ツカサ」



冬休みもあけてしばらく

久々に会ったツカサは何故か私の学校の前にいた。




「おぉ、」



バイクにまたがりながら私にヘルメットを手渡す



「今日ツカサなの?」


ツカサのお迎えは初めてて、少しだけビックリした



「ハルマは風邪ぎみで、レツは何か用事らしくてまだ来てねぇから俺が代理。」




「ふーん」




レツは私にメットを被せてれるけどツカサはしない。私は自分でメットのアゴひもを止めると

やっと慣れてきたバイクにまたがった