「えっ…と」



何やってるのと聞かれても、起きたらミサキがいて

実はレツの弟で

何故かレツは今キレていて…



どう説明しようか迷っていると



「ミサキもしかしてジュンに手出したの?」



は?何故そういう話しの流れになるんだろうと考えていると気が付く…



いつもの癖でミサキはまだ私の肩に腕を回している。



「違います違います!!私達学校同じでクラス一緒なんです!!」



ミサキから離れようとした私の腕をレツがグイっと引っ張った。




「え…レツ?」


いきなり手を引いたレツを見上げると



やっぱり何だか不機嫌そう…