ミサキが私の肩を抱いたまま二人とも内側に振り返ったもんだからなかなか顔が近い
でも今はそんな顔が近いとか気にしてる場合じゃない
「何やってんのか聞いてんだよ」
何故か怒っているレツ
凄い勢いで睨み付けてるレツ………
寝起きだからご機嫌斜めなんだろうか、
「何が?」ミサキは少し笑いながらそう言うと
私の肩を抱いてる腕をさらに引き寄せた。
「…てめぇ」レツがそう言いかけて一歩こっちに近ずいて来たときだった
ゴンッ!!
という鈍い音とともに
「いってえぇぇー!!!」というツカサの雄叫び
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