「違くて!!どうしてこの家にいるのかって聞いてるの!!!」




少し大きな声を出した私に「あぁ、そっちね」と言うと




「だって俺ん家だし。」



え?私はレツの家じゃなくて間違えてミサキの家に来てしまったのか?



夢を見ていた間瞬間移動したのか



それとも……




「ミサキあんたってもしかして……レツの弟?」




私はまさかと思って聞くと、ミサキは



「そー」っと言って軽く笑った。



「別にかくしてたわけじゃねぇよ?ただ、わざわざ言うのめんどかっただけ」




めんどくさがりやなミサキの事だ…本当にめんどかったんだろう