「…………ん、」 ふかふかしたベッド ふかふかした毛布に包まれて、私はごろっと寝返りをうった そして気が付く 「あれ?ここどこ…」 見覚えのある風景、色もない物もない広い部屋 どうやらいつの間にか寝た私を誰かが運んでくれたらしく、私はレツの部屋で寝ていた。 窓の外はまだ明るい…て事はお昼過ぎかな? 時計のないこの部屋は、やっぱり何だか不便だ 私はベッドから下りると、ギィーっとゆっくりドアを開いた