今日は土曜日、いつもお昼過ぎにハルマかレツが迎えに来る。 寝起きの悪い私はお迎えの電話がくるまでだいたい爆睡をかましていて 今日もぬくぬくと布団にこもっていた。 ピンポーン 古ぼけたインターホンの音が下で鳴り響いている ピンポーン 誰もいないの? もう一度なるチャイムに寝ぼけた頭がついていけない ピンポーン ピンポーン ピンポーンっ 「っなに!?うるさいな!!!」 あまりにしつこい訪問者にガバッと起き上がると、スウェットのまま玄関まで下りた